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不動産の査定額と売却価格が違う理由
不動産の売却では、査定額と実際の売却価格が異なることがよくあります。
この記事では、その理由と、差を小さくするためにできることを解説します。
査定額とは何か
査定額とは、不動産会社が周辺の取引事例や物件の状態をもとに算出する「売却できると見込まれる価格」のことです。
つまり査定額は、あくまで予想であり、確定した金額ではありません。
実際に買主が現れて契約が成立するまで、最終的な価格は確定しないのです。
査定には主に「机上査定」と「訪問査定」の2種類があります。
机上査定は、周辺の取引事例やデータをもとに、物件を実際に見ずに算出する簡易的な査定です。
訪問査定は、担当者が実際に現地を訪れ、建物の状態や日当たり、周辺環境などを確認したうえで算出する、より精度の高い査定です。
売却価格(成約価格)とは何か
売却価格とは、実際に買主と売主が合意し、契約が成立した時点での価格のことです。
これは「成約価格」とも呼ばれます。
売り出し価格として設定した金額から、買主との交渉によって上下することが一般的です。
査定額と売却価格が違う主な理由
査定額と売却価格に差が生まれるのは、査定額が「予想」であるのに対し、売却価格は「市場での実際の結果」だからです。
主な理由を5つご紹介します。
理由1:査定額はあくまで「予想」の金額
査定額は過去の取引事例から算出した「見込み」の価格です。
実際に売れる価格を保証するものではありません。
理由2:市場の需要と供給、タイミングの変化
査定した時点と、実際に売り出す時点では、市場の状況が変わっていることがあります。
周辺での似た物件の供給状況や、買い手の需要の動きによって、価格は上下します。
理由3:買主との価格交渉
売り出し価格を提示した後も、買主から値下げを希望されることが多くあります。
交渉の結果、当初の査定額より低い価格で成約することがあります。
理由4:内覧時の印象や物件の状態
査定額には反映されにくい、内覧時の印象も価格に影響します。
室内の清潔さや整理整頓の状態によって、買主が感じる価値は変わってきます。
理由5:担当者や会社による見立ての違い
査定額の算出方法や参考にするデータは、担当者や会社によって多少異なります。
そのため、同じ物件でも査定額に幅が出ることがあります。
査定額と売却価格の差を小さくするためにできること
査定額と売却価格の差を小さくするには、いくつかのポイントがあります。
以下のことを意識すると、査定額に近い価格での売却につながりやすくなります。
- 早めに売却活動を始める
時間に余裕を持つことで、焦った値下げを避けやすくなります。 - 物件の状態を整える
清掃や簡単な修繕を行うことで、内覧時の印象が良くなります。 - 適正な売り出し価格を設定する
相場からかけ離れた価格設定は、かえって値下げ交渉を招きやすくなります。 - 信頼できる担当者に相談する
地域の取引事例に詳しい担当者に相談することで、精度の高い査定と売却活動が期待できます。
よくある質問
Q. 査定額はそのまま売却価格になりますか?
いいえ、そのまま同じ価格になるとは限りません。
査定額はあくまで見込みの金額であり、実際の売却価格は市場の状況や交渉によって変わります。
Q. 査定額より高く売れることはありますか?
はい、あります。
複数の購入希望者が現れて競合した場合や、市場の需要が高まっている時期には、査定額を上回る価格で成約することもあります。
Q. 査定額と売却価格の差が大きい場合、何を疑うべきですか?
差が極端に大きい場合は、査定の根拠となったデータや、売り出し時期の市場状況を担当者に確認してみましょう。
納得のいく説明を受けられるかどうかも、信頼できる担当者を見極める一つの目安になります。
Q. 査定は無料ですか?
はい、多くの場合、査定そのものは無料で行っています。
まずは気軽に査定を依頼し、金額の根拠を確認することから始めるとよいでしょう。
まとめ
- 査定額はあくまで「予想」の金額であり、確定した売却価格ではない
- 市場の需要と供給、タイミングの変化によって価格は変動する
- 買主との交渉や内覧時の印象も、最終的な売却価格に影響する
- 査定額と売却価格の差を小さくするには、早めの準備と適正な価格設定が重要
- 差が大きい場合は、根拠を担当者に確認することが大切
不動産のことは原田建物株式会社にご相談ください。
