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定期借地権付き物件の売却術!注意点とスムーズに進めるコツ
「定期借地権付き物件って売れるの?」「普通の不動産と何が違うの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
定期借地権付き物件は、一定期間が経つと更地にして返すというルールがあるため、売却の際に注意すべきポイントがいくつかあります。
今回は、定期借地権付き物件を売るための流れやポイントをわかりやすく解説します。
定期借地権って?
定期借地権とは、一定の契約期間が決まっている借地権のことです。
通常の借地権とは違い、契約満了後は更新がなく、原則として賃借人の負担で更地にして地主に返還する決まりがあります。
この定期借地権が付いた土地に建っている物件を売却することは可能ですが、売却時には通常の不動産と異なる対応が必要になります。
また、土地の所有権がないため、購入を検討する人が限られるケースが多く、売却の進め方に工夫が必要になります。
売却の流れ
定期借地権付き物件を売る際の一般的な流れをご紹介します。
・契約内容の確認
借地契約の期間、地代、更新の有無、返還義務の詳細をチェック。
地主の承諾が必要かどうかを確認。
・市場価格の調査
定期借地権付き物件は一般の物件よりも価格が低めに設定されることが多いため、周辺相場を把握。
不動産会社に査定を依頼して適正な価格を検討。
・地主へ相談・承諾を得る
地主の承諾が必要な場合は、早めに相談。
承諾料などの費用が発生するか確認。
・売却活動のスタート
仲介業者を通じて買主を探す。
定期借地権の特性をしっかり説明し、安心感を与える工夫をする。
・売買契約の締結
物件の特徴や契約条件を丁寧に説明。
地主の承諾が必要な場合は、事前に取得しておく。
売却時のポイント
適正価格を設定する
定期借地権付き物件は、土地の所有権がない分、価格が低めに設定される傾向にあります。
周辺相場や不動産会社の査定をもとに、適正な価格を設定することが大切です。
買主にとってのメリットを伝える
・一般的な所有権物件より購入価格が安い。
・固定資産税の負担が少ない。
・一定期間、安定した住環境を確保できる。
・住宅ローンを利用できるケースもある。
住宅ローンが利用できるか確認する
定期借地権付き物件は、金融機関によって住宅ローンの取り扱いが異なります。
買主が融資を受けられるかどうか、事前に確認しておくとスムーズです。
地主との関係を大切にする
地主の承諾が必要なケースの場合、スムーズに話を進めるために日頃から良好な関係を築いておくとよいでしょう。
まとめ
定期借地権付き物件の売却は、一般の不動産とは違ったポイントを押さえることが大切です。
地主との関係や契約内容の確認、適正な価格設定などをしっかり行い、スムーズな取引を目指しましょう。
定期借地権付き物件の売却をお考えの方は、ぜひ私たち不動産売却のプロにご相談くださいね。
豊富な経験と専門知識を活かし、あなたの状況に最適な売却プランをご提案いたします。