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売却と購入を同時に!住み替えを成功させるコツ
ライフスタイルや家族構成の変化によって「今の住まいを売って、新しい家に住み替えたい」と考える方は年々増えています。
しかし、住み替えには「売却」と「購入」という2つの大きな取引を短期間に連動して進める必要があるため、手続きやスケジュールの調整が複雑になりがちです。
そこで今回は、住み替えをスムーズに進めるための流れと注意点について、分かりやすく解説します。
住み替えには3つの方法がある
まず、住み替えには主に以下の3つの進め方があります。
売却してから購入する「売り先行」
現在の自宅を売却してから、新しい住まいを購入するスタイルです。
メリットは資金計画が立てやすく、ローン残債の清算がしやすいことです。
ただし、仮住まいが必要になる可能性があり、引っ越しの手間が2度かかることもあります。
先に購入してから売却する「買い先行」
理想の物件が見つかったときにすぐに購入できるのがメリットです。
しかし、現住居の売却がスムーズに進まなければ、二重ローンや資金負担が大きくなるリスクがあります。
同時に進める「同時進行」
売却と購入を同時に進めることで、仮住まい不要&資金効率も良くすることが可能になります。
しかしその分、スケジュール調整や交渉力が必要で、専門的な知識が求められる進め方です。
同時進行の基本的な流れ
売却と購入を同時に進める際の代表的なスケジュールは次の通りです。
1. 不動産会社に相談し、査定・販売準備を始める
現在の自宅の相場を確認し、売却活動をスタートします。
2. 希望条件をもとに購入物件の情報収集を進める
並行して、住み替え先となる物件の条件を明確にして探し始めます。
3. 購入物件が決まり次第、売却契約も進行させる
購入先との契約タイミングを見計らい、売却契約も進めます。
4. 売却と購入の決済・引き渡しを調整する
引っ越しを一度で済ませるには、双方の契約と引き渡しを綿密に調整する必要があります。
5. 住宅ローンや残債の処理、登記などの手続きの完了
金融機関との打ち合わせや司法書士との連携も重要なポイントです。
同時進行で失敗しないための注意点
資金計画を明確にする
同時進行する際は、一時的に多額の資金が必要になる場面があるため、資金計画の見通しが重要です。
売却代金を次の購入資金に充てる「つなぎ融資」や、「売却代金の入金日」と「新居の決済日」のズレに注意しましょう。
引き渡し日の調整がカギ
売却・購入の契約で特に大切なのが「引き渡し日を近づける」ことです。
これにより、仮住まいや余計な引っ越し費用を削減できるほか、生活の移行がスムーズになります。
購入と売却のどちらも信頼できる担当者をつける
住み替えには、売却・購入の両面を把握してスケジュールを調整できる経験豊富な担当者の存在が欠かせません。
同じ不動産会社が両方を一括でサポートしてくれる場合は、特にスムーズに進行しやすくなります。
購入物件が確定する前に売却を決めすぎない
売却の話が先に進みすぎると、希望条件に合わない住まいを「とりあえずで購入」してしまうケースもあります。
焦らずに「理想の住まいを見つけてから売却を最終調整する」のが理想です。
住み替え成功のカギは「事前準備」と「情報の見える化」
住み替えには複数の契約、金融手続き、引っ越しなどの「事前準備」が必要になります。
そのためには、売却と購入それぞれの状況を冷静に分析し、スケジュールを「見える化」することが大切です。
・いつまでに売却したいのか
・どのくらいの価格で売れそうか
・新居はいつまでに引き渡しを受けたいか
・資金の出入りはどのタイミングか
このような情報を整理し、担当者と共有することで、トラブルのリスクを大幅に軽減できます。
まとめ
住み替えは、一生にそう何度もない大きなイベントです。
「売却と購入、どちらを先にすればいいの?」「資金計画が心配…」など、進め方で迷ったときは、早めに不動産のプロに相談することをおすすめします。
売却・購入の両面に精通したプロであれば、あなたの状況や希望に合わせた住み替え計画を一緒に設計することが可能です。
住み替えをスムーズに、そして満足のいく住み替えを成功させるためにも、ぜひ私たちにお気軽にご相談ください。