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不動産購入にかかる諸費用、いくら必要?内訳と相場をチェック
マイホームを購入する際は、物件価格だけでなく、さまざまな諸費用が発生します。
そのため、予算を考える際には「思った以上にお金がかかる!」と驚かないよう、どのような費用が必要なのかを事前に知っておくことが大切です。
そこで今回は、不動産購入にかかる諸費用の内訳と相場を詳しく解説します。
不動産購入時に必要な諸費用とは?
不動産を購入する際には、物件購入資金以外にも以下のような費用がかかります。
登記費用
土地や家を購入すると、法務局に所有権移転の登記を行う必要があります。
所有権移転登記には、登録免許税や司法書士への報酬がかかります。
【相場】
・登録免許税…土地:固定資産税評価額の1.5%~2.0% 建物:0.3%~2.0%(住宅ローンを利用する場合は抵当権設定の登録免許税も発生)
・司法書士報酬…5万円~10万円程度
仲介手数料
不動産会社を通して物件を購入した場合、仲介手数料がかかります。
【相場】
・物件価格が400万円を超える場合: 物件価格の3%+6万円(税別)
例えば、3,000万円の物件を購入した場合、 3,000万円 × 3% + 6万円 = 96万円(税別)
住宅ローン関連費用
住宅ローンを利用する場合、以下のような費用が発生します。
【相場】
・事務手数料…3万円~5万円(定額型)または借入額の2%程度(定率型)
・保証料…借入額の2%程度(金融機関による)
・団体信用生命保険(団信)…金融機関によっては金利に含まれる場合もあるが、特約をつけると別途費用がかかる
税金・保険関連費用
・印紙税…契約書に貼る印紙代(例:1,000万円超5億円以下 1万円~6万円)
・固定資産税・都市計画税…購入時に前払いが必要なケースも
・火災保険・地震保険…10万円~30万円程度(補償内容による)
購入後にかかる費用も考慮しよう
住宅を購入した後も、維持費がかかります。
長期的な資金計画を立てる際には、以下の費用も考慮しましょう。
固定資産税・都市計画税
毎年支払う税金で、固定資産税評価額に応じて金額が決まります。
【相場】
・固定資産税…固定資産税評価額の1.4%
・都市計画税…固定資産税評価額の0.3%(都市計画区域内のみ)
メンテナンス費用
新築でも10年、20年と経過するうちに修繕が必要になります。
【例】
・外壁・屋根の塗装…15年~20年ごとに100万円~200万円程度
・設備交換(給湯器やキッチン設備などの住宅機器)…20年程度で交換が必要
こうした費用に備えて、毎月1万円~2万円程度の積立をしておくと安心です。
予算オーバーを防ぐためのポイント
総額を把握して資金計画を立てる
物件価格だけでなく、諸費用も含めた「総額」を把握し、無理のない予算を組みましょう。
住宅ローンの借入額も、将来の支出を考慮して決めることが大切です。
住宅ローンは比較検討が大切
住宅ローンの金利や諸費用は金融機関によって異なります。
比較検討しながら、総支払額が少なくなるようなローンプランを選びましょう。
まとめ
不動産購入には、物件価格以外にもさまざまな諸費用がかかります。
必要になる諸費用を事前に把握し、しっかりとした資金計画を立てることが、安心してマイホームを購入するためのポイントです。
「自分に合った住宅ローンは?」「諸費用を抑える方法はある?」など、不明点があれば、いつでも不動産のプロにご相談くださいね。